メリーアン。

よく、お店をバンドに例えたりします。
「外から見るとピカピカなんだけど、中はだいたいボロボロだったりするんだよ」
というようなことを、喫茶店のマスターが言っていたのをよく覚えています。
いしいしんじの「麦ふみクーツェ」では、オーケストラでの“シンバルの人”の大切さを説いていました。

基本的にはサービスがボーカルで、厨房がリズム隊だと思います。華があって歌唱力のあるボーカル(サービス)と、安定した高い演奏力を持つ縁の下の力持ち的な鍵盤兼プロデューサー(料理人)みたいな、ドリカムやピチカートみたいなユニット(店)だったり、偏屈な店主が一人で我が道を進む井上陽水・泉谷しげる的な店だったり。たまに楽曲提供とかしたりしてね。バンドの体を成してはいるけれどワンマンバンドで、「音楽性の違い」により解散したあとソロデビューしたものの、実はバックに支えられていたことに気付き再結成、みたいなこととか。大槻のボーカルは、橘高のギターとエディのピアノによって引き立っているのですね。いや、内田くんのベース&コーラスも、本城のギターも欠かせないな。やっぱり筋肉少女帯には敵わないなー。中央線沿線には、ゆらゆら帝国みたいな店がわんさかあったりしますね。大好きです。

で、じゃあnicolasはなんだろうっていうと、

・・・アルフィー?
全員歌ってるし。熾烈な高見沢争奪戦が繰り広げられること必至。

ダチョウ倶楽部を目指して頑張ろうと思います。絶対押すなよ!