ピーターと狼。

小澤征爾指揮、ボストン交響楽団の「プロコフィエフ:ピーターと狼」が親父から届く。何かとクラシックのCDを送りつけてくる父なのですが、これは聴く。
なにがすごいって、全編を通して小澤征爾のナレーション付き。「小鳥とアヒルが口ゲンカをしています」とか言って、フルートとオーボエの演奏が始まったりします。征爾、若い。オザワくんがもし、こういうのやったら、買います。

小さい頃、何か音楽がないと眠れない子で、この「ピーターと狼」も聴いていた記憶があります。「狼が出てくると怖いから(ちなみに狼はホルン)、狼出てくる前に寝なくては!」とか思いながら。ただ、この小澤征爾のものは1992年に録音されたものなので、僕が聴いていたのは別のものなのかも。親父が楽器をやっていて、おふくろは音楽の先生だったので、なんだかよく知りもしないで上質な音楽に触れていたのだなあとしみじみ思ったりします。結局なんだかよく知りもしないで今に至っていますが。

ちなみにこの「ピーターと狼」は、ウソつき狼少年のあの物語とは全く別の物語で、ピーターが仲良しの動物たちと一緒に狼を捕まえる、という話です。
ほんとだよ!ウソじゃないよ!